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住まいの知識と情報

リフォームのゾーン分け

家のバージョンアップをするために

あなたのお住まいでは、今どんな不具合がありますか?リフォームは必要なところだけをピックアップして改修することの出来る便利な手法です。いわば住宅のバージョンアップ工事であるわけです。それは、使い勝手を向上させるためであったり、外観の美しさを高めるためであったり、生活するのに不具合があるところを改善するためであったりします。

ここでは、多くの住宅でリフォームが行われるいくつかの箇所について、リフォームのメリットや考えていただきたいことなどを簡単に挙げてみたいと思います。

内装のリフォーム

見た目が美しくなり、一気に何年も前の新しい頃の家を取り戻した気分になれる内装のリフォーム。材料などのグレードによって価格は大きく変わりますが、金銭的な面から考えても、比較的リフォームしやすい場所ではないでしょうか。

クロスはビニールクロスが一般的ではありますが、ホルムアルデヒドを含まない素材と接着剤を使っているか確認することが望まれます。また、健康のために天然素材のものを用いることも良いでしょう。

床材はその場所ごとのマッチングを考えて選ぶことが重要です。トイレや洗面所、脱衣所などの水を使う場所には水に強い素材を使い、それ以外はフローリングというのが一般的かと思います。リフォーム直後だけでなく、その後の「掃除しやすい」「汚れにくい」などの使い勝手や衛生管理面も考えて素材を選ぶのも大切です。

キッチンのリフォーム

キッチンは家事の要とも言うべき場所です。奥様が長時間働く場所であり、家族の健康の発信地でもあります。ここが明るく使いやすければ、奥様も生活も楽しくなるでしょうし、ひいては家族の健康や笑顔にも影響することでしょう。キッチンは実際の動線をよく考え、動きやすくて使いやすい、そして何よりも奥様がイメージするキッチンを目指すのがいいのではないでしょうか。

キッチンをリビングダイニングの一画に設けて家族団らんを重視するのか、来客に見られないようにダイニングとは別の個室にするのか。「みんなと話しながら家事をしたい」なら対面キッチンがよく選ばれますし、「部屋全体を広く取りたい」方は壁に沿って設置するように考えます。また、「キッチンをダイニングの主役にして、みんなでキッチンに立ちたい」という方にはアイランド型が主流となっています。

しかし、それぞれに長所と短所がありますから、何を優先させたいか、何は我慢できるか、生活してからをイメージしてリフォームを検討してください。

廊下、階段のリフォーム

高齢の方がお住まいになる方や、将来に備えて廊下や階段をリフォームする方が増えています。

廊下は車椅子が通れる幅を確保します。手すりを取り付けておく、もしくは将来手すりが取り付けられるように下地を作っておくことも役立つでしょう。

階段は勾配を緩やかにしたり、踏み面を広くする・滑り止めをつける、手すりを取り付けるなどが考えられます。また、比較的簡単で有効な手段としては、足元灯をつけるなどで充分な明かりを確保することも、安全性を高めることになるでしょう。

外壁、屋根のリフォーム

外壁や屋根は当然外の影響を直接受ける部分ですので、他も部分と比べても痛む可能性が高く、リフォーム工事としては多く行われるものでしょう。

経年変化による見た目の衰えを気にしてリフォームを決められる方もいらっしゃると思いますが、「ただきれいになればいい」と考えるのではなく、充分に機能を回復させるリフォームを行ってください。外側を丈夫にして湿気などから柱を守ることが出来れば、家の寿命を大きく伸ばすことも可能です。反対に、ちゃんとしたメンテナンスを行わずに外見だけ立派な工事を行ったとすれば、補修すべきところが見つかりにくくなるだけでなく、家を悪くする可能性さえ生じます。例えばひび割れた壁に充分な補修をせずに直接サイディングを貼ってしまうと、それが原因で雨漏りが起こる恐れもあります。しっかりと現状を確認した上で、その場所・その材料にあったリフォームを行っていただきたいと思います。

トイレのリフォーム

一般的にトイレのリフォームは、便器の交換や、和式トイレを洋式トイレに変えることなどが考えられます。和式トイレと様式トイレを比較すると、高齢になった場合・怪我をした場合の安全面や使い勝手などにおいて、洋式トイレが優れているといえるでしょう。

トイレ本体を変えるだけでなく、段差をなくしたり、手すりをつけたりスペースを広くして車椅子になってからも使えるようにするのも、高齢の方がお住まいの場合には検討する必要があるかもしれません。トイレの壁部分に壁の厚さを利用して収納棚を埋め込んですっきり収納をしたり、洋式便器のサイドに幅のせまいカウンターを取り付け、セミフリミング式の洗面ボールを配し、その前にはミラーを‥‥。お洒落で落ち着いたトイレになります。構造上可能であれば、スライドドアにして出入りが容易になるようにするなども有効です。

浴室のリフォーム

浴室もリフォームの対象になりやすい箇所です。広くしたい・きれいにしたい・多機能にしたい、などの希望も多いですし、健康面を配慮してヒートショックを防ぐ冬でも暖かい浴室にしたい、という方もいらっしゃいます。浴室は家庭内事故の多く発生するところでもありますから、家族の安全を考えた快適な浴室にしたいものです。

リフォームの方法としては、設計からおこして施工する在来の工法とユニットバスを設置する場合が挙げられます。在来工法によるリフォームは、自分の好みを充分反映させることが可能で自由度は高くなります。反面工事期間が長くなることなどの短所があります。 ユニットバスは、近年設備・機能も大幅にアップしカラーバリエーションの選択肢も増え、子供や高齢者にも配慮されたプランも多く、工事期間が短く済み、防水性や断熱性も高いという長所があります。魅力的なリフォームが期待できます。

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