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基礎工事

安心な基礎工事を

弊社では土木工事で培った経験とノウハウで、他社に負けない安全性の高い基礎工事を行っていると自負しています。また、弊社がご依頼を受ける住宅の多くは、軟弱地盤の多い群馬県邑楽郡に集中しております。その中でもいつまでもお客様の安全をお守りしたい、という気持ちから、基礎工事にはより一層の安心を追求した工法を採用しているのです。

安心な基礎工事を

住宅を建築する際にまず大切なことは基礎工事です。基礎とはその字の如く、家の『もと』『いしずえ』になるものです。人間で例えれば“足元が安定しているか否か”“足は強く丈夫であるか”“背骨はしっかりしているか”という基本スタンスのようなものです。基礎がしっかりしていれば、永く安心して住める住宅になるでしょうし、基礎を怠れば建物に大きな影響を与えてしまいかねません。

基礎がしっかりしていれば、永く安心して住める住宅になる

基礎について

地盤調査の結果、『軟弱地盤』となることの多い地域ですから、ベタ基礎工法を基本にしています。ベタ基礎工法は、地震時のみならず通常時においても、不同沈下を防止するのにとても役立ち、地盤に対する許容応力度を増す利点があります。

基礎の比較

基礎の比較

上記の図を見てお分かりのとおり、イマキタ住研のベタ基礎工法は、防湿フィルムを敷き、一般住宅に比べて立派な造りとなっています。丈夫な家作りにはここが大切です。
(ただ、一般の布基礎工法に比べ、掘削土、鉄筋、生コンクリートの量も大幅に増えますので、コストが上がるという点がありますが、永い安心のために、この工法をお勧めしております。)

凍結深度について

積雪地方や冬凍結する地域で、冬地中の、ある深さになると土の温度がほぼ0度となる、地盤の凍結が停止する位置があります。この位置を凍結線と言い、地表(GLライン)から凍結線までの深さを凍結深度と言います。

基礎工事にあたっては、凍結深度より深い位置まで地面を掘削し、その下に割栗石、捨てコンクリート等を施工することによって、冬の凍結から基礎を守っています。

床下防湿について

ベタ基礎構造の場合は防湿処理が必要なくなりますが、当社はベタ基礎の場合も防湿フィルムを全面に敷き詰めて、湿気にも万全の対応をしております。このことで、建物の耐久性に二重の配慮をしております。

耐震コーナーハンチについて

地震時に最も強い力を受ける基礎のコーナー部分にハンチを設けています。一体に生コンを打ち込むことで、耐震性を大きく高めています。

床下換気について

基礎部分をカットする床下換気口は、角に応力が集中し、割れが起こりやすくなります。ですから弊社は、換気口を設けずに基礎天端各所に基礎パッキン(厚さ20ミリ)を敷き、ほぼ全体から床下の換気が出来るように、どの方向からの風にも対応出来るようにしており、その外側には防鼠材を設置し、鼠・蛇などの侵入をシャットアウトしています。

床束について

床束とは、1階の床を支える束、つまり床下の柱のことです。ここには鋼製またはプラスチック製の床束を使用し、防蟻対策を行うと共に、湿気の多い梅雨時期や乾燥する冬季から春季にかけての床下の微調整も可能にしています。

基礎工事の流れとポイント

現地及び役所の地域開発計画を精査し、隣近所のGLライン(地面高さ設定位置)がどうなっているか、排水をする勾配はとれるか、接続している道路の高さが将来どうなるのかを調べ、道路が上がることになれば、それに合わせて建物高さを道路より低くならないようにGLラインを決定します。 GLラインが決まったら基礎の位置決めをし、配置が決まります。

水盛り後、GLラインより根切り・鋤取りで凍結深度以下に地面を掘り下げ、割栗石を小端立てにして、目潰し砂利を敷き、充分突き固め、防湿フィルムを全面に敷き詰めます。(本来ベタ基礎は、防湿フィルムを必要としないのですが、イマキタ住研ではフィルムの敷き込みを標準仕様としています。)これにより、床下の雨水や湿気など、下からの水分の浸入をより少なくすることが出来、床や土台を湿気の弊害から二重に守ることが出来ます。

フィルム敷き詰め後、捨てコンクリートを打設し、地盤面を平らにします。

次は鉄筋の結束です。イマキタ住研では、主筋はD13の異形鉄筋、他にD10も用い、鉄筋間隔を20cmピッチ(基準は30cm以下)に結束し、鉄筋配列検査を行います。鉄筋は底盤部と立ち上げ部も配筋して、充分に結束することが大事です。

配筋後、底盤部の生コンクリート打設です。底盤部コンクリートの後、墨打ちで立ち上げ部の位置出しを再度行い、墨打ちします。 墨打ち後、墨に合わせて鋼製型枠を水糸・レベラーでチェックしながら組み込んでいきます。組み終わったらサイド巻尺等で再々度寸法チェックを行います。 この後、アンカーボルト・ホールダウン金物などを取り付けます。

次に、立ち上がり基礎部の生コンクリート打ち込みです。 打ち込みにあたっては、ジャンカ(コンクリート内の隙間)が出ないように充分突きバイブ(バイブレーション)をかけて、丁寧に天端を均します。天端を均しながらレベルチェックをして、取り付けたレベル磁石に合わせて天端の水平を合わせます。その後養生し、コンクリートが固まり、強度が出るのを待ちます。(充分な強度が出るまでの時間は、季節により異なります。)充分固まったら型枠を外し寸法をチェックし、埋め戻し・地面均しを行い基礎工事が完了します。

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