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イマキタ住研の特徴

欠陥住宅とは

欠陥住宅は意外に多い通常有すべき安全性を欠いた住宅−それが欠陥住宅です。

構造上の安全性、耐火・防火上の安全性、健康に対する安全性に欠けた欠陥住宅は意外に多いものです。皆様には是非、欠陥住宅の現状に気付いていただきたい、そして欠陥住宅によって悲しい思いをしないでいただきたい、と痛切に願っております。

国から認められた住宅相談の専門窓口である(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの報告書によりますと、2005年度の住宅本体に関する相談件数は2,418件に上るそうです。(この数字は欠陥住宅被害を受けた方の氷山の一角だと私は思っています。)

通常有すべき安全性を欠いた住宅−それが欠陥住宅

悪質な欠陥住宅に悩まされることのないよう、充分な情報収集と慎重な業者選びをしてください。

欠陥住宅が生まれる原因

欠陥住宅が建てられる原因は、いくつか考えられますが要は人的ミスであると言えます。そしてそのミスはしっかりした管理体制の下で行われていれば回避出来るものです。もし施工段階でミスがあったとしても、それを隠蔽等することなく迅速にやり直しなり修繕なりの対応をすれば、欠陥に結びつくことはありません。

施工のミス

最も多い原因は施工のミスです。技術力や経験が不充分な職人が施工し欠陥が生じる場合、工程間での連絡ミスにより施工に不具合が生じる場合、悪質な手抜き工事の場合、などがありますが、技術力と管理能力が備わった人間が監督していれば、生じた時点でやり直し、欠陥を防ぐことができるはずです。

設計のミス

ケースとしては少ないですが、建築士が現場を確認せずに不適切な設計を行った場合や、デザインを先行視し技術的に難しい工法を指定した結果、欠陥につながるということがあります。地盤を充分精査せず実際作ってみたら補強が足りなかった・基礎が弱かったなどという条件把握時点でのミスもこの中に含まれるでしょう。現場を確認する、設計内容を精査する、という当然のことを行うだけで防げるミスであるといえます。

これらのミスから生まれる欠陥は、本来充分に防げるものだからこそ、決して許してはならないし、追放されるべきものであると強く思うのです。

欠陥住宅のもたらす悲しい現実

安全性に欠けた住宅に住み続けるのはとてもつらいことです。住宅は言うまでもなく、家族が寝起きしくつろぐための空間ですから、「大丈夫かな?危険なのかな?」と常に不安を抱き続けてのは悲しすぎます。実際には、不安をもたらすだけでなく、居住している方の人生を危険にさらし続けており、家にいながらして常に危険と隣り合わせの生活を強いられている、ということになります。

多くの人にとって家は人生最大の買い物であり、欠陥があったからと言って気軽に買い換えたり建て替えたり出来るものではありません。自分たちを危険な目に遭わせている欠陥住宅のためにコツコツと勤労し、コツコツとローンを返済していくことを考えると、言いようのない絶望感に襲われるかもしれません。

業者に住宅の改善を求めようとしても素直に対応する業者はなく、さらに欠陥住宅被害に対する相談窓口は決して充分なものではなく、行政・司法による救済措置も不十分な状況です。

自分には過失がないのに、責任を取ってもらえない・解決策を見出せないということは、財産的莫大な被害に加え、はかり知れない精神的打撃と精神的苦痛をもたらします。悲しみ・怒り・絶望を家族の中でぶつけあってしまうことも少なくありません。幸せための家が一転、先の見えない闇の中に放り込まれてしまうのです。

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