それでも価格を選びますか?
その金額には“理由”があります
住宅は大きな買い物です。安く信頼のおけるものを購入したい、というのは誰しもが抱く願いでしょう。しかし、他と比べて考えられないくらい安い場合には、どこかに落とし穴があるかもしれないと考えてください。その会社のそのプランはなぜそれほど安いのでしょうか？会社がお客様のために本当に利益を還元してくれているのでしょうか？
低価格の恐ろしいからくり
まず考えられるのは、仕様変更による材料費のコストダウンです。華美な装飾や細かい細工を減らして材料費をカットするのなら、目に見えるコストダウンで問題ないと思いますが、問題はお客様が見ても気付かない場所での仕様変更です。例えば構造材の寸法を安全側ではなくギリギリの仕様に落としたりします。そして、完成してしまえばその建物がどんな材料を使い、どんな仕事がなされたか分からないという実情があります。「○○以上使うこと」とされている数値のギリギリの部材で建てられた家−安心して住めるでしょうか。
次にコストダウンは職人の手間賃をカットする方向に向かいます。人数が減らされたり期間を短くして急ぎの施工を強いられた場合、職人も人間ですから、それまで同様の丁寧な仕事は難しくなるのではないでしょうか。当然これらは欠陥住宅を発生させる大きな要因になります。
思い出してください。欠陥住宅は、色々な細かい要因があるにせよ、全て人的ミスに起因します。
それでもあなたは価格を選びますか？価格だけにこだわるのですか？
